ABOUT
CATEGORIES
ARCHIVES
SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
RECOMMEND
かもめ食堂 [DVD]
かもめ食堂 [DVD] (JUGEMレビュー »)

ロード・トゥ・フィンランド〜♪
RECOMMEND
RECOMMEND
ハイスクール・ミュージカル オリジナル・サウンドトラック
ハイスクール・ミュージカル オリジナル・サウンドトラック (JUGEMレビュー »)
サントラ, トロイ, ガブリエラ, ライアン, シャーペイ, ジーク, ジョックス
RECOMMEND
FocalPointComputer iKitty nano white SPK-IP-000052
FocalPointComputer iKitty nano white SPK-IP-000052 (JUGEMレビュー »)

愛用のシリコン製 nanoカバーです☆
しっぽはグニャグニャと形を変えられるので、フックのようにしてジーンズのポケットに引っかけてぶら下げたりもしてます。そのままちょこんと置いても可愛いやつです(^_^)v
OTHERS

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- / - / - /
ザ・センチネル/陰謀の星条旗
ザ・センチネル/陰謀の星条旗
THE SENTINEL
2006年 アメリカ
監督:クラーク・ジョンソン
出演:マイケル・ダグラス、キーファー・サザーランド、キム・ベイシンガー
嬉しい

授賞式以外でのキーファーのスーツ姿が見られたり、相変わらず美しいキム・ベイシンガーにも会えて楽しかった。綺麗な人にはスクリーンで存分に素敵な格好をしていただきたいものですね。彼女のシーンが取り分け美しく撮られているように見えたのは気のせいかな?「デスパレートな妻たち」のエヴァと格の違いを見せつけた感あり。

あんなファーストレディだったら、誰だってよろめくってば。マイケルのご要望通り(多分)、しっかりきっちりラブシーンありまっせ〜。

一番面白かったのは、キーファーとマイケルの言い合いの場面。スゴ腕のシークレットサービス同士が、それも大統領暗殺計画発覚という超緊急事態に、相棒の奥さんと寝た、寝てないでの人目をはばからない痴話喧嘩っぷりが笑えます。

軽めのサスペンス。もうこれ以上書くこともないし・・・。
細かいところには目をつぶって、DVDで気軽に楽しんで下さい。

映画 / comments(0) / trackbacks(0) /
奇跡の朝
奇跡の朝
LES REVENANTS
2004年 フランス
監督:ロバン・カンピヨ
出演:ジェラルディン・ペラス、ジョナサン・ザッカイ
[:ふぅ〜ん:]

↑上のチラシのイメージを真に受けてはいけません。心地よい感動やハートウォーミングな内容を期待していたら、トンでもないったらないの。涙は一滴も出なかったし、私は恐かったです、これ。

どうしてこのタイトルにしたのだろう?
「朝」といえば「覚醒」。「覚醒」という言葉から連想するのは前向きでポジティブなイメージ。何かが始まるとか、新しい発見や意識の目覚め・芽生え・・ね。それは決して後ろ向きや退化への始まりや発見ではない方の覚醒をイメージするんだけど、私は。

ところが、この「朝」は“トンでもない朝がやって来た”ということだった。
冒頭からコレですよ、コレ→http://www.longride.jp/kiseki/(オフィシャル・サイト)
ホラー映画のゾンビのように、生きている人間を襲いこそしないものの、言動は尋常じゃないし、漂うムードはゾンビそのもの。このゾンビもどきの人々を使って監督は何を描きたかったのか?そして観客は何を感じ取ればいいのか?

この作品は移民、難民、人種問題を描いていると云う解説があるが、なるほど確かに蘇った人々の待遇や立場は移民や難民に対するそれと似ているかもしれないし、フランスやヨーロッパではそういった問題が根強く社会の根底に息づいているのは事実。劇中でも、人権等々について国連の難民条約に則った扱いを彼等に施すというストーリーになっている。でも個人的には、「自分と異質の存在」というだけで“蘇った人々”と“移民、難民、異なる人種の人々”を同列に考えるのはちょっと乱暴な気がするのだが。“人種の違う異国の人”を“一度死んで蘇った人間”に喩えてしまうのをシュールと云うのは、やっぱ違うでしょ。

それならば、どちらかというと私は近未来SF的なメッセージを感じた。「死んだ人間が生き返る」と云えば、死んだ本人または愛する者を失った人々が生きている間に伝えきれなかった思いを届けに蘇るというパターンが映画や小説では多く描かれている。それは無念の気持ちを何とか全うさせてあげたいという作者や観客、読み手の心情が大きく関わっているわけで、どちらかと云うとその方が感情移入しやすいし、安心して作品に身を委ねられる。

もしかして監督は、そういう今までのステレオタイプな「黄泉がえり」の解釈に対して、「もし死んだ人間が生き返ったとしたら、愛する人がもう一度蘇ったとしたら、本当にそれは幸せが還ってくることになるのだろうか」というアンチテーゼを投げかけたのではないかと思った。楽観的な現代人へのある一つの提言、警鐘というか・・・。
“一度死んで蘇った人間”は、“人種の違う異国の人”よりも“クローン人間”の方がより近いと思うわけで、そういうところが近未来SF的だと感じるのだ。

作品の登場人物達は皆、愛する人がせっかく生き返ったというのになぜか幸せな気持ちになれないでいる。春の木漏れ日のように柔らかな美しい映像なのに、全編を通して音楽は不協和音を貫く。再会をためらう者、すぐには駆け寄れない、抱きしめられない者・・・。

愛する者との永遠の別れは想像以上に難しい。こうでもしないと死を受け容れることができないということなのかな・・・。
もしかして、それに気づくことが「奇跡の朝」の到来なのかも、と。


映画 / comments(0) / trackbacks(0) /
ステイ
STAY
2005年 アメリカ
監督:マーク・フォースター
出演:ユアン・マクレガー、ナオミ・ワッツ、ライアン・ゴズリング
[:ふぅ〜ん:]

食後すぐに観たせいなのか、途中寝てしまった・・・^^;
しかーし、途中が抜けても最初の30分と最後の30分を押さえておけば大丈夫です、コレ。

これは夢か現実か?
登場人物自身も、観ているこちらも混乱してくるほど、時間が歪み、場所や人物同士が交錯しまくる。ナニガナンダカ・・・と思っている間にエンディングへ。このエンディングですべての謎がスッキリほどけてくるというわけね。

思うに、今どきのビジュアル・エフェクト多用に頼りすぎて傑作になり損ねたかも。


※以下、ネタバレです。未見の方はご注意下さい。
  ↓




「現実(真実)」の部分は最初と最後だけ、その間の話しはすべて主人公の「妄想の世界」というわけなので整合性がなくて当たり前。途中の展開は深く考え込まずに「ナニガナンダカ」で構わない、という不思議な映画。いーのか、ホントに・・・?

主人公の青年は、本当に心残りだったんだと思う。事故の原因は自分にあると自らを責め、両親への贖罪、どうしても伝えたかったプロポーズ・・・消えゆく意識の中で懸命に奔走していたのかと思うと胸がつまる。救助に集まった人々へ必死にメッセージを送っていたんだねぇ。何とかしてほしい!と。そして最期に彼は救いを得ることができた・・・多分、きっと。そう信じたい。。あめ

いい話しじゃないの!
このラストの感動がグッと盛り上がるように「ナニガナンダカ」の部分がどうにかならなかったのだろうかとつくづく思う。二重人格オチかと勘ぐったり、主人公の青年がただの挙動不審では可哀想すぎる。このストーリーだったら、観客は、ユアン演じる医者ではなくライアン青年の方に感情移入して彼を応援する気持ちにならなくちゃー。


映画 / comments(0) / trackbacks(0) /
スネーク・フライト
スネーク・フライト
SNAKES ON A PLANE
2006年 アメリカ
監督:デヴィッド・R・エリス
出演:サミュエル・L・ジャクソン
楽しい

いやぁ〜、涙が出るくらい楽しい映画!
しんみりしがちな秋のこの頃ですが、スカ〜っと晴れ晴れした気分になれること間違いなし。あれこれ書くと野暮なので、ゼヒご覧あれ。

とにかく大量のヘビ達が登場します。
「ヘビは大丈夫(^_^)v」なあなたへこの秋オススメ〜!


映画 / comments(0) / trackbacks(0) /
愛より強く
愛より強く
GEGEN DIE WAND
2004年 ドイツ/トルコ
監督:ファティ・アキン
出演:ビロル・ユネル、シベル・ケキリ
揺れるハート

朝っぱらからR-18観ちゃって・・・それもモザイクなしで・・・(>_<)
失礼・・・。そんなことはどーでもよろし。

さて。。
タイトル通り、とても力強い映画だった。「愛」をも含めた人間の生命力、精神力を心から信頼している力強さというか。ただのラブストーリーに収まらないスケールの大きな人間ドラマだと思う。好きです、こういう映画。

人生に絶望して、どん底まで堕ちていく男女。自殺未遂、酒、ドラッグ、暴力、SEX・・・何でもアリの世界で、血しぶきだって飛ぶわ、飛ぶわ。ところが監督は、破滅型人間の退廃的な厭世観を描くようなありがちなパターンではなく、一度は生きることに諦めながら、そこから這い上がって「生まれ変われる」という希望を見せてくれている。

偽りの結婚として一緒に暮らしている時は、互いに惹かれながら「本当の夫婦になってしまうから」とSEXを拒み、やっと結ばれたと思ったら、それが別れの時だったなんて・・・。切なくて、どうしようもなく切ないけど、生まれ変わることができた二人はもう人生に背を向けたりしないで生きていける。その力を与えてくれた誰かのために・・・。

破滅型の愛なんて決して美しくない!と私は思っている。自分を貶める生き方に美学なんてあるはずがない。と、私だったら冷たく突っぱねてしまうところを、この作品の監督は、そういう人間の弱さ、もろさを受け容れながら、本来あるべき場所へと導いてくれる懐の深い人だ。大人だよな〜。他の作品も是非観てみたい。拡大要チェックの監督さんです!


2004年 ベルリン国際映画祭金熊賞(ドイツ映画が18年ぶり!の受賞)
2004年 ヨーロッパ映画賞最優秀賞
2005年 全米映画批評家協会 外国語映画賞、他


・加筆(2006.11.4)−−−−−

劇中に妻が食事をつくる場面がある。母に教えてもらったと云うのでトルコ料理だと思うが、ピーマンの肉詰めをトマトピューレで煮込んだものだ。全体的に映像が暗めのトーンの中にあって、この料理のシーンはピーマンの緑とトマトの赤でとても鮮やかに彩られている。それに、これがまた何とも云えず美味しそうなのだ。料理する妻を黙って見つめている夫の顔がまた良い。幸せ・・・束の間の幸せだったんだけど。。。

映画で見たイメージに近いのはコレ。→ピーマンの肉詰め煮
機会を見つけて是非挑戦してみたいと思います!


映画 / comments(2) / trackbacks(0) /
マッチポイント
MATCH POINT
2005年 イギリス/アメリカ/ルクセンブルク
監督:ウディ・アレン
出演:ジョナサン・リス・マイヤーズ、スカーレット・ヨハンソン
嬉しい

人生をテニスのマッチポイントに擬えて、ネットに当たって弾んだボールがあちら側に落ちれば自分の勝ち、こちら側なら自分の負け。さあ、どちらにボールは落ちるのか?最後のポイントは、まさに運任せ。・・・というお話。

主人公の長男誕生を祝うラストシーンが一番印象に残った。
「運が良ければそれでいいのさ!」という赤ちゃんへの祝福の言葉。←知ってか知らずか、実に意味深!
「次は女の子よ」と、主人公の耳元で囁く妻。←この時の主人公の顔が必見!きっと彼には悪魔の囁きに聞こえたに違いない。“お務め(本人曰く)”頑張って下さい。
ブラボ〜!と拍手 を送りたいほどの名場面!
すべてはこのラストのためだったのね。もう、このシーンで満足、満足。

人生はまだこれから先が長いんだから、その歳でマッチポイントは無いだろう。運が良かったのか悪かったのか、ツキがあったのか無かったのか、今は分からない。まだ勝負は終わってないんだよ、クリス。

正直、ウディ・アレンは苦手だが、この作品は面白く観ることができた。観客が期待している通りのスカーレットの役どころ、中盤の指輪のシーン、亡霊との会話、そして主人公の憂鬱な表情のラストシーン・・・。よろめき昼ドラマを銀幕サイズのサスペンスに仕上げた脚本はお見事。

本作のエンディングに対して後味の悪さを感じたとしても、ちゃんと劇中で「批判されるモラルだとしても、犯罪じゃない」(浮気・不倫に対する台詞なので釈然としないでもないが・・)と言わせているところなんて、百戦錬磨の監督だけあって用意周到だよね。

この作品が「人生」や「運」を語っているとは思わないが、「運が良い=幸せ」という短絡的な方程式はこの世に存在しないのだと改めて見つめ直すことができた。なんだか、本編を通して観客の若い衆を諭しているような好々爺の余裕さえ感じられるのだ。


映画 / comments(0) / trackbacks(0) /
ブラック・ダリア
ブラック・ダリア
THE BLACK DAHLIA
2006年 アメリカ
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:ジョシュ・ハートネット、スカーレット・ヨハンソン、アーロン・エッカート、ヒラリー・スワンク
怒り

え?もしかして、これってハッピーエンド??それで終わっちゃう?
なんだかな〜、チョット消化不良気味・・。

この不満足感はなんだろう・・?
デ・パルマの責任ではないと思う。物語の中盤辺り、階段の襲撃シーンなどは「待ってました!」のデ・パルマ節。ただねー、このデ・パルマおじさん、誰かさんをまねっこしたような、(鏡の使い方とか)どこかで見たことあるよーな画という感じがするのは、気のせい?
とはいっても、ちゃんとデ・パルマらしさが随所に出ていた。

すると、考えられる失敗は、脚本だ!

こんな面白い題材をなんでこんなに台無しにするかねー、ったくー。むかっ
ダリヤの死体が発見されてからは俄然物語がテンポ良く進行していくが、それまでの、冒頭からだらだら続くボクシングにまつわる主人公二人のくだりは、ナニダナンダカ・・・。もっとすっきり状況説明できないものだろうか。かと思えば、リーの人物像が曖昧で説明不足。彼の行動が理解できなければ、不思議な三角関係のパズルが解けないというのに・・。

それと、原作は読んでいませんが、スカーレット・ヨハンソンの役どころはあんなもので良いのでしょうか。見せ場がないんですけどー!プンプンっ。監督は一生懸命アップで写してくれてるけど、「真珠の耳飾りの少女」の時の美しさの半分も引き出されていない。もっと、クラシック・ビューティな女優ぶりを楽しみにしていたのに残念。

ヒラリー・スワンクは不慣れな故の緊張感がこちらにも伝わってくるほど、ラブシーンが下手だった。もっと女優魂を見せて下さい。ジョシュ・ハートネットはいつまで経っても半人前の巡査しか演じられない。出てるだけ、見てるだけでファンは満足という現実に、ジョシュ君、それでいいの?

ヒラリーの黒と、スカーレットの赤に象徴される対照的な二人の役どころは分かり易いが、その薔薇色の赤は、「血」の赤にも染まったりして・・・という展開を予想していたのにハズレちゃった〜。←それは深読み。(^_^;)でもそういう韻のふみ方って面白いんじゃない?

あー、もったいない!
あと10年くらいしたら誰かリメイクしませんかー。

最後に、本作はR-15指定だが、R-18(18歳以上)が適当じゃないのかなぁ。立派なポルノ画像が出てくるし、高校生OKというのは、ん〜、複雑。


*映画をご覧になった方はネタバレ満載のコメント欄へもどうぞ☆
映画 / comments(2) / trackbacks(0) /
かもめ食堂 〜フィンランドへの誘い〜
かもめ食堂
かもめ食堂

ROUKALA LOKKI
2005年 日本
監督:荻上直子
出演:小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ
揺れるハート

見逃してしまったので、これはレンタルするしかないなと思っていたら、“おかわりロードショー”が始まった。ラッキ〜♪

まるでスクリーンの中から挽きたてのコーヒー豆の香ばしさ、数々のお料理の芳しさが客席まで漂ってくるようだった。そして、個人的に印象深かったのは女優陣のファッション七変化。登場人物の内面の変化に合わせて、服装のトーンが変わっていくのが面白かった。プリント柄や綺麗目の色合いの服一つで、こんなにも表情って生き生きして見えるのかぁ、とマジでファッション・チェック。日本じゃあ、モノトーンやくすみ系が大人のお洒落の基本みたいなとこがあるけど、もっと明るい色着てもイイんじゃないのー?と思えてくる。

リーアム・ニーソン似なフィンランドの男優さんの存在感も良かった。
「コーヒーは他人に煎れてもらった方が美味しいんだよ」に激しく同意。日本のソールフード“おにぎり”もまた然り、とな。

食堂の店主であるサチエが選んだ土地がなぜフィンランドなのか?ということは映画の中で特に言及されない。「鮭が好きな日本人=サーモンが好きなフィンランド人」という思いつきが語られるだけだ。でも、私には彼女がフィンランドで食堂を開く、あるいはフィンランドに住もうと思った気持ちが何となく分かるような気がする。何を隠そう、私も、第2の人生はフィンランドで・・・と秘かに考えている一人なのだ。

つい先日、「娘が大学を卒業して社会人になったら、日本を離れて海外で暮らそうよ」と夫に話したばかり。
「どこへ行く?」
「フィンランド!」
「寒いの嫌いでしょ?」
「大丈夫。お家の中は寒くないって」

なんだかんだと国民に優しくないこの国にはもうウンザリ。ウチナーンチュ(沖縄人)のDNAは消えないから、日本国籍に未練などない。

では、私の場合、なぜフィンランドなのか?

北欧スタイルのインテリアやスローな暮らし方が注目され流行り出すよりずーっと昔、子供の頃にインプットされた何かが私をフィンランドへと誘う。それは本であったり、レコードであったり、TVで初めて見たフィンランドの森であったりするのかもしれない。ムーミン谷シリーズの単行本が家に揃っていて、児童書というよりは大人向けの原作本だったような気がするが、好きなアニメの「ムーミン」の文字と、わずかな、でもとても味わいのある挿絵に誘われて一冊また一冊とページをめくっていったものだ。読めない漢字は飛ばして、読めるようになったらまた読み返す。その繰り返しだった。

トーベ・ヤンソンの世界は、それまで私が知っているムーミンとは違って、擬人化された小動物達が現実の人間界を揶揄して描かれていた。翻訳物が好きであれこれ読んでいたが、英語圏とは明らかに違う雰囲気が醸し出され、幼心を心地よく刺激していった。興味関心がムーミンからフィンランドへ移行し始めたのはその頃が始まりといえば、そうだったのかもしれない。

アニメ版ムーミンのソング集であるLP盤も持ってたよ。今はレトロ盤と云うらしいね。だ〜い好きなレコードで、すり切れるんじゃないかと思うくらい聴いたっけなぁ。「♪おはよう、おはよう、おはおはおはおはおっほほ〜、よっほほ〜」っていう歌知ってる?

私が唯一知っているフィンランド語が「キートス」。「ありがとう」の意味。映画でもよく出てきた単語だった。客商売だから当たり前といえば当たり前だが、知ってる知ってるとはしゃぎたくなる気分で嬉しかった。

夫に映画の報告をした。
「今日ね、「かもめ食堂」っていう映画を観てきたの」
「面白かった?」
「もち。サイコーに楽しかったよ。フィンランドが舞台なの」
「ははは」
「でね、群ようこが原作なんだよ」
「おっ、そーなんだ」
「今度DVD借りてくるから観てね」
「うん、うん」

お〜っし!
彼は群ようこのファンだから、これでツカミはオッケ〜牧場!!
映画をしっかり観て、フィンランドをインプットしてもらおう。
いざ、すべての道はフィンランドへと続く・・・といいな 飛行機


映画 / comments(2) / trackbacks(2) /
ファイヤーウォール
FIREWALL
2006年 アメリカ
監督:リチャード・ロンクレイン
出演:ハリソン・フォード、ポール・ベタニー
[:ふぅ〜ん:]

いたってフツーのIT犯罪もの。かといって、特にコンピュータ・トリックの見せ場があるわけでもない。途中、寝てしまったし...。ハリソン・フォードの健在ぶりを確認する映画。

悪役は「ダ・ヴィンチコード」のポール・ベタニー。同様の鬼気とした表情が見られるかもよ。次は、是非違う役どころでお会いしたいものです。


映画 / comments(0) / trackbacks(0) /
クラッシュ
CRASH
2004年 アメリカ
監督:ポール・ハギス
出演:ドン・チードル、マット・ディロン
唖然

やってしまった...
久々に地雷を踏んじゃったよ爆弾

この映画に感動した方が大勢いらっしゃるのを承知で、逆の立場で感想を述べます。

アカデミー賞作品賞を受賞したわけだし、おそらくアメリカ社会でよくありがちな出来事、誰でも少なからず思い当たる経験談を持っていて(沖縄では、これを「うちあたい」と云う)、「ああ、そーなのよねぇ」と“人の振り見て我が振り直せ”的な視点でこの作品がアメリカ人に受け入れられたのかもしれない。

でも...

人種主義者の人でも本当は良い面だってあるし、悪人に見えても心の底には優しさを秘めているもの、日頃善い行いをしようと努めていても心に悪魔が入り込む隙間はどんな人にも訪れる。。で...?だからどうなの?と思ってしまう。私って優しくないのかなー。

私だって人を赦す気持ちは知っている。だから、冷たい態度をとられた相手にだって同じようなダメージを与えようとは思わない。いつかは解ってくれると笑顔を奮い起こす。感情にまかせてキツイ言葉を出してしまった時、自己嫌悪で凹みっぱなしだ。映画のように、日常会話のレベルで、あんなにあからさまに言いたい放題の土地では暮らせないな、とつくづく思った。

周りは敵だと最初からインプットされている社会。“やられたらやり返せ”どころか、“やられる前にやる”が道理。誰もが疑心暗鬼で猜疑心のかたまり。殴ってもいないのに「殴ろうと思っただろう」で殴られる。「ボーリング・フォー・コロンバイン」の検証結果通りだ。素手ならまだしも、銃至上主義の社会では悲劇が絶えない。

この作品にどんな救いを求めればいい。登場人物の誰かに自分を当てはめて、それでどんなカタルシスを得られる?
それだけアメリカが病んでいるということじゃない?
この作品はアメリカの現実を描いていても、そこから踏み出すべき未来へのメッセージが感じられない。「お前は悪くない」と頭をなでてもらってるだけのようなもの。

サンドラ・ブロック演じる“奥様”の薄っぺらい手の平返しが不満。
証拠隠滅のために燃やした車が、なぜか“愛しているコール”のロマンチックなディテールに使われているのが不満。
何より不満なのは、「善いことしたぜ」とばかりにこれまでさんざん傍若無人ぶりを振りまいていた黒人がニタッと笑うラスト。

何から何まで私にはついていけなかった。

あっ。ブレンダン・フレイザーに会えたのは嬉しかったけどね☆


映画 / comments(0) / trackbacks(0) /
/ 1/2PAGES / >>